親子で日本語奮闘中☆海外田舎子育てブログ

がんばらないけどあきらめないをモットーに続ける日本語家庭学習のキロクです!

ザ・シンプソンズと声に出して日本語を読む

最近、うちの子はシンプソンズにはまっています。

数週間前、学校の図書館でシンプソンズのグラフィックノベルを借りてきました。ソファーに寝そべってゲラゲラ笑いながら読んでいます。その後、シンプソンズの映像があることを知り、とにかく図書館ではグラフィックノベルを借りて、家では毎日映像を見ています。

日本語のシンプソンズの漫画を探してみましたが、見当たりません。DVDは出ているようですが。。。英語で好きな漫画を日本語で読んでみることで、日本語力アップ!という母の小さな野望です。でも、最初に英語で読んだり観たりすると、日本語で読んだり観たりする気にならないみたいです。残念。。。

日本語のシンプソンズには興味がありませんが、シンプソンズのお陰で、日本語に取り組む時間が増えました!

基本、1日1エピソードにしているのですが、2つ目のエピソードを観る条件に、日本語で算数、漢字をちょっとする。ということにしました。とにかく、エピソードが観たいので、算数も漢字も積極的に取り組みます。

算数と言っても、簡単な掛け算だし、漢字も1年生の読みですが、それでもやらないよりはマシ!

それに、すぐに熱が冷めてしまうのが子どもなので、シンプソンズへの熱もいつか冷めてしまうでしょう。それまでの間と割り切って、こっちもやってます。

5年生で掛け算。私の子どもの時を考えるとちょっと易しすぎてびっくりですが、立方体の面積を求める時に掛け算を使うから。ということで掛け算の練習をしています。本人曰く、クラスの中では、自分は掛け算ができる方で、掛け算ができない子どもがたくさんいるらしい。

カリキュラムの見直しで、計算問題が少し軽視されているように私は感じますが(計算は電卓でやればいい。との考えらしい。。。)うちの子を見ながら、簡単な掛け算になんでこんなに時間かかるの?!って親としては心配になります。掛け算を暗記して損することはないし、いつも電卓を持ち歩くの?!って思いましたが、スマホが電卓の世代。私の古い頭を新しく切り替えなくては。。。

 

4年生の漢字の読み方クイズは、順調に進んでいます。少し難しい読みにあたると、すぐにイライラするので、問題用紙を見せる前に私が例文を読んで、次に子どもだけで読みを選んで書く。最後に例文を読んで終わり。というパターンに変えてみました。今のところ順調!

 

声に出して読むってことが語学学習に良いという話を聞きました。英語学習について話をされていましたが、私は日本語でも効果があると信じ、これからはできるだけ声に出して日本語を読む時間を作ります!その為にも、もうしばらくはシンプソンズブームが続きますように。

 

note.mu

 

 

 

IQよりも非認知能力

我が子は、IQが高い=頭がいい!って思っているようで、前にIQを測るゲームもしたことがあったのですが、最近読んだブログの記事で、IQよりも非認知能力が大切という記事を読みました。

 

非認知能力とは、数値化が難しい幅広い能力のことで、コミュニケーション能力や忍耐力、意欲、自制心、向上心、思いやり、共感性のことを指すそうです。

 

色々調べていくと、こちらの記事がとてもわかりやすく説明をしていました。

www.sukusuku.com


IQよりも大切なことは、遊びを通じてやる気、意欲、粘り強さや探究心を養うこと。

その力が、これからの人生にはずっと必要。

子どものための記事ですが、大人の私が読んでもすごく勇気付けられる内容でした。

今からでも遅くない!!!(Growth Mindset)

私もこの非認知能力を高めて、もっと人生をカラフルにしたいな。

 

biglifejournal.com

簡単4年生の漢字クイズと吉田足日作品

前は、何が何でも3年生の漢字は3年生のうちに!と思っていましたが、4年生の漢字はゆっくり、寄り道をしながらやってます。

とにかく、短い時間で親も子どももイライラせずに取り組めるように!

色々考えて様々なやり方で読みを中心に4年生の漢字に励んでます。

ここ何週間かは、1ページ(4漢字)分の漢字を使って例文を私が考えます。できれば、身近な話題を取り入れて。前は、この例文を読んで終わりにしていましたが、今回バージョンアップしました。例文に出てくる4年生の漢字の読みの答えを選んで、自分で空欄に書きます。答えの番号だけでもいいけど。。。って思っていましたが、こちらがいう前に子どもが自分で答えを書いて空欄に埋めていたので、黙ってそのやり方で進めています。

例えば、

1 熱が39度も出ました。

2 お母さんは、いつもお金が無いと言ってます。

3 ぼくは、算数博士です。

4 シェイクスピアは、古典です。

 

Aこてん Bない Cさんすうはかせ Dねつ

 

あっというまに5分でできる上に、答えが書いてあるので、本人もイライラすることがなく、今のところこのやり方でやるつもりです。順調に進めば、来月初めには4年生の漢字は終了!と言っても完璧に読める訳ではないので、4年生の漢字の紹介は終了!ってことかな。

 

久しぶりに日本語の本を寝る前に読みました。私が読んで本人は聞いているだけです。少し実年齢より低いので、ちょっと退屈するかな。と思いましたが思っていたよりも楽しんでくれたようでした。

 

本当は、私が最近読んだ『宿題ひきうけ株式会社』を一緒に読みたいのですが、なかなか読んで!となりません。本当に子ども向けなの?って思うくらい、読みながら考えることが多い作品で、宿題について、勉強について、そして社会の仕組みやこれからの未来について親子で話し合いたくなる本です。

『おしいれのぼうけん』でおなじみの吉田足日さんの作品と知ってますます愛着がわきました。

良い本は、時代を超えても読み継がれていくのですね。

 

 

 

 

 

日本語ホームサマープログラム

脱ドリル宣言をしてからも、週2回の日本語の時間は必ず取っていますが、その日の気分でやることを決めています。

 

駅名ブームも静かに去っていきました。。。

昨日は、過去に使った身近な漢字のカードを復習がてら出してきました。

その前は、ちょっと腕試し!だと思い、小3の国語プリントを1枚。1度でスラスラ文章を読むことは難しいけれど、褒めて褒めて最後まで一人で読むことができました。読めない漢字はありますが、読めばその意味は分かっているので、良しとします!

※漢字だけでなく、文章の中に出てくる知らないのでは?!と思う言葉を解説しようとすると、『分かってる!』と言ってきます。本当に?!後で聞いてみると、ちゃんと分かっていました。疑ってごめんね。

文章の終わりは、思いました。て閉じられていました。

私が言葉をかける前に、『自分で考えるから!』と言って読みを考え始めました。

待つことしばらく。。。『おもいました!』

嬉しくてびっくり!ヒントなしで読めるの?!ヒントなしといえば、作るも自分で読めました。本当に本当に小さな成長ですが、コツコツ努力を重ねた結果かな。

その後の問いの答えを見ても、文章の内容をしっかり理解できていることが分かります。とにかく、何もしないよりはマシだと思い、短い時間ですが、日本語の時間を取ってきました。欲を言えば、もう少し日本語の本を読んだり、日本語を書いたりしたいのですが、これはまた夏休みを利用して一緒に練習したいと思います。

 

夏休みといえば、夏休みに日本語で子ども向けのキャンプがあったらいいな。と思い探してみるのですが、思ったようなキャンプを見つけることができません。

漢字の練習や、国語のプリントをしたり、簡単な日本食を作ったり、ゲームや工作、日本のテレビや映画を見るのも楽しいかも。。。

仕方がないので、親子で1週間日本語ホームサマーキャンプしようかな。

 

アンダーマイング効果とピグマリオン効果

脱ドリル宣言ともう一つ今年度から変えたいことがあります。

それは、ひと漢字10円の報酬制度の廃止です。

先日、ラジオで行動経済学の話を聞きました。報酬がモチベーションを下げる!という話に愕然。学ぶことが楽しくて、勉強をした結果、テストの点数が上がり、そのご褒美にお金を子どもに渡すと、今度はお金が発生しないと勉強をしない。ということになるそうです。

好きでやっていることに報酬を出した途端、やる気が下がるというのです。

これを逆手にとって、子どもにゲームをやめさせたかったら、ゲームのレベルが上がる度に、ご褒美を渡します。どんどんレベルが上がってきた頃、ご褒美をあげることをやめると、ゲームをパタリと辞めるらしいです。

先日読んだ本にも、同じことが書いてありました。

教育における賞罰の効果には限界があります。短期的に見た場合、ご褒美が出ることで、行動のきっかけにはなるけれど(勉強をする。本を読む。宿題をする。)長い目で見た場合、やる気をなくすことに繋がるというのです。

やる気を継続させるために、ついつい甘い人参を目の前にぶら下げてしまいますが、結果これはあまり効果がなく、一番良いのは、あなたは、できる!才能がある!期待してるよ!と期待していることを伝えることが一番効果的だとか。

 

つい目先の結果に期待をしてしまうばかりに、私は安易にご褒美をあげていました。ラジオで聞いた話や本の内容ほど、悪い結果には繋がってないように思うのですが、日本語に限らず、金銭などのご褒美ではない方法で、子どものやる気をキープさせたいものです。

 

 

 

 

 

脱漢字ドリル宣言!

4月になり新しい学年に進級したと同時に、新しい漢字ドリルを毎年用意していましたが、今年から漢字ドリルをやめることにしました。

 

4年生の漢字がまだ終わらず、とにかく4年生の漢字を終えてから5年生の漢字に取り組む予定ではありますが、今までのように漢字ドリルを使っての日本語の練習は、ちょっと様子を見てみることに。

 

今まで1年生から4年まで、漢字ドリルを用意してそれを1年かけてコツコツと練習してきましたが、結局、漢字を使う機会がなく、漢字を書くことは至難の技。昨年から読みに集中することに方向転換しましたが、読みもままならず。。。

 

これは、マラソン!と何度も自分に言い続け、週2回。1日5分!

これからも細々と続けていきますが、日本に住む小学生を対象にした漢字ドリルを続けることに意味があるのか。。。と自問自答。

漢字ドリルを続けられるのであれば、続けるに越したことはないのでしょうが、思い切って、今年からは、子どもの興味に合わせ、漢字に親しむ!ことを目標にまた1年続けていくことにしました。

 

久しぶりに日本の電車の本を読む姿を見て、駅名を使って漢字の練習がいいかも?!と思い、早速好きな鉄道会社の路線図を印刷。よく知っている駅名を13駅。知っている駅ばかりなので、読みはオッケー!(読みというか、これは覚えているのかもしれませんが。)

次に、久しぶりに書く練習も兼ねて、簡単な1、2年生の漢字を空欄にして穴埋め漢字クイズ!やる気をキープさせるために、ヒント付き!

 

トータル18分!もかかってしまい、長い!とダメ出し。

 

1、2年生の簡単な漢字!とは言っても、書けない漢字もちらほら。

できれば、3年生の漢字の復習を始めたいと思っていましたが、2年生までの漢字をしっかり身につけてから、次に進んだ方がいいんだろうな。と痛感。

 

しばらく、この駅名で漢字練習を続けて、飽きてきたら鉄道会社や特急の名前にしてもいいかも。最近手に入れた『ことわざカルタ』に興味を持ってくれたらいいのだけれど。

 

学年の枠にこだわらず。漢字で遊ぶ。親しむ。子ども自身が読んでみたい、書いてみたいと思えるように少しでもなってくれれば。。。(高い目標は厳禁!)

 

心機一転!親子二人三脚マラソン。今年も始めます。

 

おしりたんていの映画!

おしりたんていの新刊が出る時期が、8月と3月になっているので、そろそろ新刊が出る頃かなぁ。って思っていたら、なんと映画化されるだなんて!おしりたんていの人気はすごい!

 

www.toei-mangamatsuri.jp

 

観たい!でも、もちろん無理。。。

そして、ポプラ社の情報をよく読んでみると、今月末までセブンイレブンで購入できるとか!来月20日には書店販売もあるそうで、映画鑑賞は無理なので、せめて本だけでも早く買ってあげようかな。

www.poplar.co.jp