親子で日本語奮闘中☆海外田舎子育てブログ

がんばらないけどあきらめないをモットーに続ける日本語家庭学習のキロクです!

カッパ巻き

カナダに来た頃は、何度かおにぎりやふりかけご飯をランチに持って行ったことがあったのですが、G2のクラスメートにゆかりおにぎりを毒毛虫とけなされて以来、日本食はランチNGとなったのでした。

 

そして、今日2年ぶりにカッパ巻きをランチに持って行きました。

前々から、家でカッパ巻きを食べたい。というリクエストがあり、

なんとなく、今度ランチにカッパ巻き持って行く?って聞いてみると、

「いいよ!」って答えたので、ちょっとびっくり!

「海苔なしにする?」「海苔巻いて〜」

「醤油はどうする?」「魚の入れ物に入れて持って行く!」

 

こちらの方が、気を回して色々心配してしまいました。

 

「どうだった?」って恐る恐る聞いてみたら、

「今度は、もっと醤油持って行く。」

空っぽのお弁当箱を期待してたら、きゅうりが残ってた。。。

これって、カッパ巻きにする意味ある???

今度は、すし飯を海苔で巻くことにします。

 

他の子ども達と同じでいたい気持ちが大きく、

カナダで生まれた(本当は日本生まれなのに)カナダ人だって友達に言ったり、

友達の前で英語を話して!と言われたり、友達が遊びに来る時は、日本語の本や写真を隠したり、とにかく日本のことを知られることが恥ずかしく、一時は私もとっても寂しい思いをしましたが、友達との信頼関係が深くなるに従って、日本のことを話したり、友達の前でも、お茶漬けを食べるまでになりました。

 

3年生の国語の教科書に載っていた金子みすずさんの詩を思い出しました。

『みんなちがって、みんないい。』