親子で日本語奮闘中☆海外田舎子育てブログ

がんばらないけどあきらめないをモットーに続ける日本語家庭学習のキロクです!

今日の漢字『老・欠』

漢字するよ!って声をかけたら途端に機嫌が悪くなった。

そういう態度をされると、本当にこちらも気分がすごく悪い。

でも、そういう気落ちを出さずに明るく、今日の漢字を読んで、カードに書いてみる。その後、まだ読みに自信のない漢字10文字をピックアップして、合計12枚のカードを私が読んでみる。最後に、机に広げたカードの中から私が読み上げたカードを息子が取る。

 

音読みも訓読みもきっちり教えるに越したことがないことはよく分かってはいますが、そのことで親子共々イライラすることが目に見えているので、基本的に訓読みの方が、漢字の意味が分かりやすいかな。と思い、訓読みを重視で教えていますが、中には、訓読みがなく音読みだけの場合は、熟語の例を出して、教えています。

例えば、季節のや児童館のなど。。。

 

今日の漢字のは、訓読みだとおいる。音読みは、ロウの訓読みはかけるかく。音読みは、ケツ

老いるって年を取っていくこと。だから老人っていうのは、おじいちゃんやおばあちゃんみたいに年を取った人のことね。

欠けるっていうのは、ちょっと足りなかったり、壊れていたりしていて、欠席っていうのは、学校を休む時に使う言葉なのよ。

 

こういう説明を何度も繰り返し、漢字と彼の頭の中のイメージが繋がった時に読めるようになるので、もちろん、1度言ってすぐに覚えることが無理なことは、百も承知。

 

今日みたいに最初から機嫌が悪い時は、こういう説明に混乱してしまい、

全く頭に入らない上にさらに不機嫌になる。

 

不機嫌の理由は、自分だけが家でお勉強をさせられていることに不満らしい。

彼の言い分も分かるが、親子で模索した結果、短時間でしかも週2回。

週末に日本語学校に行くこともなく、なまぬるい日本語の時間なのに。

そういう時、日本語学校のある大きな街に住んでいれば。と思ってしまいます。

他人に我が子を預けた方が、どんなに楽なことでしょう。

 

ある人は、親は教えない方がいい。と言います。

でも、この環境では、私以外に教える人はいません。

教えることを辞めよう。とは一度も思ったことはありませんが、

来た頃に比べると、どんどん身につけて欲しい日本語能力のハードルは下がってきています。読み書きは目をつぶるとしても、会話だけは。

 

ローマは1日してならず。

日本語も然り。ですね。。。