親子で日本語奮闘中☆海外田舎子育てブログ

がんばらないけどあきらめないをモットーに続ける日本語家庭学習のキロクです!

夏休みの過ごし方と体験入学

また、今年も長い長い夏休みがやってきます。

宿題なし。車なし。さて、どうしたものか。。。

 

デイキャンプ1週間と、テントを張る方のキャンプくらいしかまだ予定が決まっていません。昨日、学校からTD Summer Reading Clubのお知らせを持って帰ってきました。読書ではなく、robotic blocksで遊ぶプログラムに興味があるみたいです。

家では、本を読むことが多く、図書館で本を借りることが多いのですが、図書館に行くと、読むよりもゲームの方が気になります。私も、涼しい図書館で雑誌や本を読むことには大賛成なのですが、図書館まで歩いて徒歩1時間(往復)車はありませんが、自転車はあるので、自転車で図書館に行くことを考え中。

4年生の男の子なので、体も動かした方が良いとは思いますが、母とビーチに行って、楽しめるかは疑問です。

 

夏休みを利用して、日本の学校で体験入学!一瞬、頭によぎりましたが、わざわざ暑い暑い日本に行く気にはなりません。カナダの暑さにもうんざりすることがあるのに!

今まで3回、マーチブレイクを利用して体験入学を経験しましたが、2年生の時に、自分の漢字能力の現実を知り、3年生の体験入学も、先生に漢字コンプレックスがあることを伝えての体験となりました。学期末の参加で、勉強らしい勉強もほとんどなく、祝日や卒業式もあったりで、4日くらいの体験入学なのですが、本人はこの体験入学をとても嫌がっています。今から、もう体験入学はしない。と宣言されています。

体験入学の目的は、同じ年の子供達と交流する中で、日本に興味を持ってくれたらいいな。ということと、私が体験した日本の学校の経験を共有したい気持ちもあります。もちろん、日本語が上達してくれたら。せめて、日本語に興味を持ってくれたら。という親のエゴもあります。

1年生の時は、すぐに仲の良いお友達ができて、放課後は公園で一緒に遊んで楽しかったようです。2年生の時も、放課後に遊びを約束するお友達ができたのですが、1年生の時ほど楽しくなかったようで、3年生の時は、天候も悪く、放課後に遊ぶことができませんでした。特に言葉のハンデがあるようには思いませんでしたが、本人の中では、感じていたかもしれません。それでも、一時帰国後は、日本のテレビを見たり、しばらくは口から日本語が出てくることが多く、短期間でも日本に滞在することの効果を感じることができますが、しばらくすると、テレビも言葉も遠ざかってしまいます。当然と言えば当然です。私だって、フランス旅行から戻ってきたら、しばらくはフランス語会話なんかに熱心だったのに、時間が経てば、その熱はすぐに冷めてしまいますからね。

夏休みの体験入学は、春に比べると長く体験できるし、1学期の終わりで、子供達もようやく新しいクラスに慣れたかな。という時期なので、春の出来上がったクラスに入るよりは、子どもの負担も少なかったかもしれません。それに、少しでも長い時間一緒に遊んだ方が、一時的とは言え良い友達関係に発展できて、次に繋げることができたかも。もちろん、カナダの学校の友達との関係は出来上がっているので、数日で日本の友達と同じような関係を作ることは難しいことは、私も本人もわかっています。子どもの立場を考えると、知らない学校に数日でも通うことは、相当勇気のいることで、年令も上がってくると、色々と感じることも多く、そこで嫌な思い出が残れば、何のための体験入学なのか。本末転倒です。

まずは、すぐそこまで来ている夏休みの過ごし方について、考えることにして、体験入学は、夏が終わってから悩むことにします。