チョコレート戦争
去年の夏休みまでは絵本ナビで読み聞かせをしていました。絵本よりも児童書の方にだんだんと興味が出て来て、絵本ナビから遠ざかるように。
オンラインで読める他のウェブサイトを一緒に探してみましたが、本人は絵本ナビ以上の気になるサイトがない。と言います。
日本語の音読レベルでは絵本で十分なのですが、知的好奇心レベルに合わせると少し面白みにかけるよう。これは我が家だけでなく、継承語として日本語を学ぶ子供達に共通することだと思います。子供の知的好奇心をくすぐる児童書でなおかつテンポよくストーリー展開される本をいつも探しています。
『チョコレート戦争』チョコレートの戦い?とにかく子どもの好きな言葉が二つも入っているだけで、即購入。
タイトルに惹かれて一緒に話を読み始めました。もちろん私が読みます。(息子は隣で想像しながら話を聞いています。)時代背景が少し古めかしく感じることがありますが、話の内容がとても面白く読み始めたら止まらなくなりました。
私との日常会話では使わないような言葉が出てくるので、それも語彙を増やす良い機会になりました。(洋菓子、和菓子、答案用紙、桶屋 など)ちょっとわからないかなと思ってこちらから、これわかる?って聞いてみますが大概分かっているみたいです。とにかく、読み終わったあと、話に出てくる有名洋菓子店の金泉堂のシュー・ア・ラ・クレームが食べたくなります。
1日で読むのはもちろん大変ですが、長さも丁度よく親子共々満足した1冊でした。
どんどん英語の本を読む量が増えてきてどうしても日本語の本を読む量が減ってきているので、興味ありそうかな。と思った本は一応買ってみますが、興味を持ってくれることの方が少なく、それが今の私の悩みの一つです。
内容が年相応で子どもが興味を持って、わかりやすい日本語で書いている本。それを海外で探そうと思うと、やはり電子書籍になるのかもしれませんね。