イソップ童話『ありとはと』
今日は日本語の日。そして今日から新しい習い事を始めることにしました。
レッスン終了後、スーパーに寄り道して家に帰ると、思っていたよりも遅くなり、そこから夕食準備を始めると、一緒に日本語をする時間が取れません!しかも、夫が仕事が終わったらすぐに出かけるから、すぐに食べられるようにハンバーガーを作って欲しい。とのリクエスト。
息子は、帰ってきたらいつも通り、ゲームをしておやつを食べて。。。
すると、夫から家に帰る時間がないからハンバーガーを職場にまで持ってき欲しいとのこと!
とにかく、私と子供の夕食は後回しにして、車に乗ってハンバーガーを届けることに。
その前に、
「今から、車の中で、日本語の本を読むか、ご飯食べてからいつも通り、4年生の漢字とうんこドリル。どっちがいい?」
「本読み!」
そういう訳で、車の中でイソップ物語集から自分で選んだ『ありと鳩』を声を出して読み始めました。最初、私は『ありとキリギリス』の話を読んでいると思って聞いていたので、鳩が出てきた時に頭の中が???
なぜ、鳩が?しかも、息子はノリノリで舞台で演技でもしてるかのように、泣いたり大きな声を出したりしています。
「これ、ありとキリギリス?」
「違うよ!ありと鳩!」
ひらがなが主なイソップ物語のショートストーリー集。息子にはちょうど良いレベルでは。と思いとっさに選びました。本人も喜んで読んでいる風だったので、読み終わった後、褒めて褒めて終わりました。
っが、帰ってからもう一度この本を開いて読んでみると、息子が随分自分流に解釈して読んでいたことが分かりました。話の大筋はあっていますが、細かいセリフや描写の文章を全部無視していたことが分かりました。あの、大げさな演技は、これを悟られないための作戦?!
可笑しくて、思わず思い出し笑い。今までにも、一緒に音読していると自分の言葉に変えて読むことはあったので、不思議ではありませんが、このセンスをどう捉えていいのやら(笑)
しばらく、気づかないふりをして、また本読みを勧めてみようと思います。