親子で日本語奮闘中☆海外田舎子育てブログ

がんばらないけどあきらめないをモットーに続ける日本語家庭学習のキロクです!

続子離れの準備

先日、日本に一緒に行かない宣言をされてからも、踏ん切りがつかず

「日本のお土産何がいいかなあ?」「回転寿司で何を食べようかなあ!」

わざと子供の前で呟いてみたり、なんとか気を引こうとしてみましたが、全く効果は無しでした。そして、最終手段。。。

『今年はもう体験入学しなくていいよ!』

『じゃあ、日本行く!』

即答でした。。。

 

でも、学校行事に参加したいとか、他の国にも行きたいとか、もっと色々な経験したいとか。。。言ってたよね。

「うーん。別に』

 

敵の方が上手だったのか、とにかく学校に行かないとなれば、いつ行こうが、どの航空会社を使おうか、全く何もリクエストはないとのこと。。。

そんなに、日本の学校が嫌だったのね。

 

日本語を話すとか、漢字を覚えるとか、そういうことは嫌いではなくて、日本の学校の押し付け教育みたいなことが嫌らしい。挨拶は大きい声で!トイレは休憩時間に済ます。課題が終わっても他の子供ができるまで、椅子に座って静かに待つ。

 

私は、そういうことが当たり前だと思っていましたが、彼にとっては、挨拶は小さい声でも挨拶だし、トイレに行くタイミングはみんな違っているし、課題をやり終えたの後に席を立つことの何が問題なの?それを、先生に言うほどの度胸はないのだけど、ずっとフツフツと小さな不満が大きくなり、とにかくもう日本の学校には行きたくない。と言う結論に至りました。

 

私は、一体一時帰国に何を求めていたのでしょう。

今回、気づいたことは、日本語の上達、保持よりも日本の家族に会えないことの方が、ショックでした。長時間のフライトが辛い年老いた両親に、孫の成長を見せてあげられない寂しさ。家族と過ごす楽しい思い出を作ってあげる方が、体験入学よりずっと意味のあることなのでは。

 

今度の帰国は、とにかく楽しい!思い出をいっぱい作りたいと思っています。それでも、日本に行きたい。って思ってくれることはあと数年だと覚悟しているので、それまでは、良いイメージを持ち続けて欲しいな。