親子で日本語奮闘中☆海外田舎子育てブログ

がんばらないけどあきらめないをモットーに続ける日本語家庭学習のキロクです!

今日の漢字『牧・特』

今日も、4年生の漢字ドリルの例文を読みました。

本人にとっては、全く聞いたことのない言葉ばっかり。スムーズに読むこともできず、フラストレーションが超マックス状態に。

なだめすかし、褒めて。。。なんとか2文字の例文を読み終えましたが、次の2年生の漢字復習の時に、イライラが爆発。見るが出てこなくて、鉛筆で見るを黒く塗りつぶし始めました。

あ〜これは、ダメだわ。と思い強制終了。こんなイライラした気持ちでやっても何にもならないし、こっちまでそのイライラが伝わってきて、嫌な気分になってしまいました。私が、教えるのももう限界かな。そう思い、前から興味のあったオンライン学習のサンプルレッスンに登録。日本の教科書に沿ったやり方ではない、ゲーム感覚でしかも学年の枠を超えられる。とのこと。1ヶ月間は無料だし、気に入らない時は、また違う方法を考えよう。そんな簡単な気持ちで登録したのですが、これに子供が急に怒り出しました。

勝手にオンライン学習に登録したことに腹を立てているとのことで、かなり怒っています。暴言を吐き、自分の部屋に閉じこもってしまいました。。。

 

そんなに、怒るようなコトなの?なんだかあまりの相手の怒りの大きさにこっちの方が圧倒されて、返って冷静になってしまいます。

 

反抗期の入り口にありがちなコトなの?でも、かなりの暴言を吐かれこっちもいい気は全くしません。日本語がきっかけで、本当は学校で何かあったのでは?と違うことを心配しているところに、夫が帰宅。

やはり怒りの理由はオンライン学習登録らしい。。。

 

そんなに、日本語が嫌だったとは。ちょっとビックリ。そしてショック。

6年生までは、と私なりのゴールを決めていましたが、そんなに嫌がることを無理にさせても力にはならないだろうし、4年生半ばにて諦めるべきなのかな。

でも、ここで諦めたらきっと我が子はもう日本語に取り組むことはないだろうな。。。

私は、一体何を期待していたのかな。

 

なんとなく、ネットで反抗期について検索していると、心に刺さる幾つかの記事に出会いました。反抗期って子供の問題だって思っていたけど、実はこれは私(親)の問題。子供への期待を諦める。子育てを諦めるのではなく、期待をすることをやめる。もし、それができないのなら、今の状況はずっと続く。

 

自分のこと考える良いきっかけだと思うことにして、しばらく子供のことは置いておきます。確かに、私は口やかましく、宿題は?ピアノは?漢字は?と言ってますが、こういうことから、言うことを辞めてみようと思います。案外、私が何も言わない方が自分からやるかもしれませんしね。

 

なんか、ちょっとスッキリした気持ちになって、子供の部屋をのぞいてみると、目が合い、子供の方から私にハグをしてきました。今までにない強い強いハグでした。しばらくハグをしていたら、なんだか目頭が熱くなって、なみだが流れてきました。

今日の出来事を、後から振り返ったら、覚えてるか覚えていないかの小さな出来事になっているかもしれません。怒りの思い出になることはないでしょう。

 

子育てに正解がないように、バイリンガルにも正解がありません。正解はないけれど、うまくいっていないのであれば、それは正解ではないのです。うまくいくように道を少し修正する。トライ&エラーの繰り返しです。