親子で日本語奮闘中☆海外田舎子育てブログ

がんばらないけどあきらめないをモットーに続ける日本語家庭学習のキロクです!

家族で話し合う

夏休みの旅行の行き先をうちの子に伝えると、すごく怒って部屋に閉じこもってしましました。

 

『どうして???』

 

ちょっと落ち着いた頃を見計らって理由を聞いてみました。

「お父さんとお母さんで勝手に決めたから。」

 

うちの子の意見をいつも聞いているつもりでした。親の意見と子どもの意見をお互い話した上で色々なことを決めてきた。と思っていました。だからうちの子の怒りにはショックでした。反省の気持ちも込めて家族会議を開いてもう一度旅行について話し合うことにしました。

 

改まっての家族会議は初めてで、どう進行すれば良いのか私なりに調べ考えてみました。話し合いを始める前に3つのルールを伝えました。

 

1 家族のみんなが発言する。

2 話し終わるまで待つ。

3 悪態をつかない。

 

それと、親だけのルールとして親が話し過ぎない。子どもの話に耳を傾け気持ちを受け止めてあげる。(これが一番難しい!)

 

今回の話し合いは、うちの子の不満を出させることだと思っていたので、とにかくうちの子が思っていることを聞きました。

そして、聞いたことを繰り返し、言いたいことはこういうこと?と子どもの気持ちを確認。気がつけば30分が過ぎてしまっています。これ以上話し合いの時間を長くすると負の空気が生まれそうだったので、ハッピーな空気のうちに終了。

 

自分の言いたいことが言えてスッキリできたうちの子とは反対に私はなんだか少し不完全燃焼。話し合いの最後をうまくまとめられなかったことが気になって仕方ありません。最後に、親として何か教えてあげなくては。うまく説得させたい。親の思いも伝えたかった。

 

本棚にあった子育てコーチングの本が私のモヤモヤを解消してくれました。

 

 

本の中で子どもの心を結ぶ聴き方と伝え方が書いてありました。

『親の考えを子どもに押し付けることは親の役目ではない』

この言葉に思わずドキッとしてしまいました。

『子どもと一緒に考える。』これが話し合いの大事なポイント。

『子どもの答えを高めるサポートをすることが親の仕事』

 

結局、私がモヤモヤしていたことは子どもに親の考えを押し付けよう。としていただけなのかも。そしてそれは私の役目ではない。そう思うとスッと心が軽くなりました。

 

話し合いをする時間を持つことっていいな☆自分が思っていることを伝えることは家族であっても簡単ではありません。初めての話し合いは完璧でなかったかもしれませんが、最初から完璧なんて目指してはダメ。家族で話し合う時間を通してコミュニケーション力や問題解決力をつけていけたらいいな。子どもの話に耳を傾ける。これが一番の今後の課題です。