親子で日本語奮闘中☆海外田舎子育てブログ

がんばらないけどあきらめないをモットーに続ける日本語家庭学習のキロクです!

覚えるのも早いけど、忘れるのも早い!

子どもの脳の特性は、忘れるということらしい。

だから、海外で生活を始めるとすぐに英語を話し出すが、日本に帰るとそれまでペラペラ話していた英語を忘れるらしい。忘れないように刺激を続けることが大切。

これは、言葉だけでなく、生活面においてもそうだと思う。

歯磨きした後の歯ブラシをいつも所定の場所に戻さない。

カバンと上着は床に置いたまま。

幼稚園くらいの子どもの記憶力は20分だと聞いたことがあったけど、小学生高学年も同じなのだろうか?

もう、毎日口にするのが面倒なので、カードに書いて、自分で確認してもらうようにした。

 

そして、今日は帽子がないと騒いでいる。

つい最近、帽子を学校で失くしてきた。(遊んでいる時に、失くしたらしいが、しばらく本人も失くしたことに気づいてなかった。普通、気づくよね?)

「お母さん、赤い帽子見た?」

「それって日本で買ったやつ?」

帽子や手袋は玄関にまとめて箱に入れてあるが、探しても見当たらない。

「その中に入ってなかったら、分からないね。」

「ええ〜。じゃあ、車の中かな。」

「車の中かもしれないけれど、もし車になかったら、自分で買ってね。」

自分で買ってね。の一言に大きく反応。

とにかく自分に非がないことをまくしたてる!

でも、これで何回失くしてる?手袋も失くして、それは自分で買ったので、今回も自分で買った方が、失くさないでおこう!って気持ちが強くなると思うよ。

でも、今回、帽子を失くした件は、自分に落ち度がなく(本人曰く)必要な物を買ってもらう権利が自分にはある。と強く主張してきた。

 

前回、手袋を失くした時は、買ってもらってすぐということもあり、その辺が強く出れなかったようで、本人から自分で買う。と言ってきた。でも、今回はその辺の気持ちの違いあって、自分では絶対に買わない。と言う。こういうところは、ガンと譲らない。とても頑固。

 

「じゃあ、今回買ってあげるけど、この冬中にまた失くすことがあったら、その時は自分で買ってね!」

「分かった。」

 

高いのを失くされるとこっちも気分が落ち込むので、もう失くすこと前提のお手頃価格の帽子を買おう。そして、そういうお手頃価格の帽子や手袋に限って長持ちしたりするのだ(笑)