今日の漢字『臣・民』
暑くて、ダラダラ。声をかけても上の空。
「5分もあったら終わるよ〜!さっさとやって自分の好きなことしたら。」
というわけで、タイマーセット。正確には6分で終了。
思ってたより長かった〜。という声を受け流し夕食の準備に取りかかりました。
うんこかん字ドリル2年生 門と寺
例文の読みがスムーズになってきたね。と誉めて誉めてやる気をあげる!
以前は、私が先に読んでからにしていましたが、この頃は私が読まなくても
自分で読めるようになりました。
4年生の漢字は大臣の臣と民話の民。
「民話ってなに?」「民話は日本の昔話のこと。」
「じゃあ昔話って言ったらいいやん」
民話と昔話って同じなの?って私の方が自信がなくなり、
覚えにくかったら「ミンミンゼミのミン」で覚えたら?
同じ漢字じゃないけれど語呂がいいから覚えやすいのでは。
タイマーが気になって、さっさと切り上げてしまいましたが、
民話はむかしむかし、あるところに。。。で始まる話で、口で伝えられてきた話。とあり昔話はそのひとつらしい。
日本語のボキャブラリーが少ないので、民話、民謡、ピンとこないよね。
大臣はギリギリわかる範囲。
日本語で意味は日本語で説明しましょう。と本に書いてありますが、私はつい英語で言い換えてしまいます。日本語で説明すればするほど、子どもの頭の中に???が浮かぶので。本当はそうやってボキャブラリーを増やしてあげないといけないのでしょうね。
落ち込んだ時は。
カナダに引っ越してしばらくは、日本語を毎日勉強していました。
それが、当たり前だと思って、素直に取り組んでいましたが、G2が始まったくらいの頃から、日本語に対する興味が薄れ、漢字ドリルなどは、嫌い。と公言し、私が日本語で話しかけても、英語で返事をすることがほとんど。
日本語が嫌い。日本語話したくない。漢字知らなくていい。日本の本も読みたくないし、日本語のテレビも見たくない。だって僕はカナダ人だっから。
日本(日本語、日本文化、日本の家族、日本食などを含みます。)を否定されると、まるで私(日本人の母親)が否定されているような気がして何度も落ち込みました。日本語に興味を持てず、どんどんと英語が強くなり、私との会話は日本語と英語のごちゃまぜで、私たち親子は、一体この先どうやって心を通わせていけば良いのでしょう。。。子どもがどんどん遠くなる。そんな風に思っていました。
そんな時、私の心を救ってくれるコラムと出会い、心が少し軽くなりました。
バイリンガルの道は、そんなに簡単ではないということを、おもしろおかしく書かれているコラムに泣き笑い励まされました。
http://www.poplarbeech.com/bilingual/bilingual_001.html
今、考えるとあの頃、子どもも必死にカナダの生活に馴染もうと頑張っていたんじゃないかな。その証拠に今は、日本語の本も一緒に読むし、アニメもちょっと見る。漢字は積極的ではないけれど、週2回続けている。朝ごはんはお茶漬けがいいとリクエストされることもある。
日本語だけが私たち親子を強く結びつけるのではありません。
言葉を超えた、親子の強い結びつきが、私たちにあることに気がついた時、日本語を教えることが楽しく思えるようになりました。
漢字再チャレンジ
明日、音楽のテストがあるらしくソワソワして落ち着かない様子。
とりあえず、ポップコーンを食べながら、うんこかん字ドリルをする。
いつもより多めに入れてしまいましたが、やっぱり1ページで終了。
家と店。リズムよく例文を読んでいました。
次は、4年生の漢字ですが、テストが気になって楽譜を取り出し、演奏が始まる。
漢字のことはすっかり忘れている様子。タイミングを見て声をかける。
前回順調に読めた8文字。ちょっと難しかった7文字。最後は苦手な気候の候。
私が先に読みながらカードを机に広げる。前回より日数が経っているので、だいぶ忘れているだろうと思っていたら、なんと候以外は全てヒントなしで読めました!
予想外な展開に嬉しい驚き☆
現在、30文字×10円の300円。
プラス3回ボーナス×50円の150円
合計450円
この調子で頑張れ!
ブッククラブ
子どもの学校では、週1回、図書の時間があるみたいです。(笑)
というのも、日本の時間割のように決まっているのではなく、だいたい木曜日にあるみたいなので、借りている本があれば木曜日に持っていくようにしています。
本の貸し出し期間は1週間で、返却日に本を忘れると新しい本が借りることができません。息子は、その時好きなキャラクターの本を借りることが多く、最近はお気に入りのコミック本を借りてきます。
ある日、学校からKoboという電子書籍が読めるデバイスを持って帰ってきました。
学校には4つくらいKoboがあるらしい。
話を聞くと、学校でブッククラブに入会したのだけど、日本に行っていたので、課題本の読みが遅れていて、優先的にKoboを貸してもらったとのこと。
私は、海外に住んでいても本は紙で読みたい。と思うのですが、息子はこの電子書籍スタイルに全く抵抗なし。
課題本以外にも何冊も読み物が入っているらしいのですが、まずは課題本から読んでいるとのこと。
課題本は、通常の読み物もあればコミックも含まれていて、バラエティに富んでいるそうです。
この課題図書の冊数 X1ドル=ブックフェアという学校で行われる催事場で、ディスカウントしてもらえる額。
というシステムになっているらしく、それで熱心に本を読んでいたことが分かりました。結局、3冊しか読めず、ブックフェアでは3ドルディスカウントしてもらいました。クラブのメンバーで一番よく本を読んだ子どもは10冊。つまり10ドルのディスカウント!なかなか魅力的システムではありませんか!
ブッククラブに入会しない子どもたちは、本を読まずに違う課題(リサーチなど)をするそうですが、クラスのほとんどが入会するそうです。
クラブ最終日には、ピザとジュースのパーティー付きらしく、入会しないわけにはいきませんよね!
今日の漢字『願・類』
本格的な夏が始まっています。
湿気がないので、過ごしやすいのですが、日課にしているウォーキングはもう日中には無理です。
今日の漢字を含めて、ようやく30文字目。
漢字チャレンジ日です。
今まで覚えてきた30文字全部の読みをクリアーすることが目標ですが、ハードルを下げて、とにかく読みがまだ頭に入っていない漢字16文字をピックアップ。
その中から10文字をヒントなしで読むことに挑戦!
孫、働く、好き、飯、児童館の児、億、健、類まで順調に出てきますが、
老、季、順、欠、以、包、願がどうしても、出てこない。。。
そこで、ヒントを出してみますが、それでも出てこない!!!
特に候の字はまるで頭に入っていません!
漢字チャレンジ次回に持ち越しです!
うんこかん字ドリルやってます。
ファーマーズマーケットで、息子が大好きなポップコーンを発見!
今日のおやつに買いました。
ポップーコーンがおやつ+漢字練習といえば、恒例の食べながらドリル!
というわけで、ポップーコーンがなくなるまで、漢字ドリルをすることに。
これは、有名なピアニストが子どもの頃、お母さんがボールに入っているキャンディがなくなるまで、ピアノの練習をしてね!と言ったことから、億劫になりがちなピアノ練習を楽しい練習にしたエピソードを聞いて、始めました。決してお行儀の良いやり方ではないのですが(失笑)
効果は。。。とにかく嫌がってはいません。子どもも賢く、結局はいつもと同じ1ページの量に合わせながらうまく食べ終わります。
これは、私の意図したことではありませんが、こんな楽しみもあってもいいかな。
と思って続けています。
今日は、うんこかん字ドリル2年生をやりました。
ここでは、書くことを目的にドリルをやります。
そして、最初の例文を子どもに読んでもらいます。
最初は、喜んで笑いながらやっていたこのドリル。最近、ちょっと中だるみ。
3年生の分も送ってもらったけれど、3年生をするまでにうんこの興味が薄れそう。
その前に、3年生のうんこかん字ドリルを始めることができれば、いいのですが。
読んでみたい本
絵本ナビを見てたら、面白いインタビュー記事がありました。
インタビュー記事を読むだけでもとても興味深く、その中でも印象深いのは
年齢に関係なく脳は成長途中だってこと。
そして、脳はあらゆる状況に適応しようと常に形を変えていくことができるので、不得意なことでも諦めずに続けていれば、脳ができる能力を作ってくれるそうです。
子どものことを考えながらインタビュー記事を読み始めましたが、途中からは自分のことに置き換えて記事を読んでいました。
もう、若くないから。とか、これは前から苦手。なんて言って、
新しいことに挑戦することをためらってしまう今日この頃。
得意なことは、言われなくても繰り返しやるので、どんどん能力アップ。
不得意なことも脳をちゃんと刺激してあげれば、能力が伴ってくるらしい。
カナダに引っ越してから、日本人だから。田舎だから。英語が上手じゃないから。。。何かにつけて言い訳ばかり並べて、何もしていない現実に背中を押された感じです。
つべこべ言わず、とにかく行動!
もしかすると、この環境は脳を活性化させるには最適な環境なのかもしれません!
そして、もう一冊。
タイトルにドキッ!我が家の読書量で十分なの?!
インタビュー記事を読み進めると、ただ読み聞かせするだけでなく、
言葉の音をしっかり理解できる読み方『1音1音ハッキリ読み』を勧めていて、
一番のメリットは、助詞、助動詞に対する理解力が早く身につき、強化されることらしい。
そういえば、は、を、への言葉を空白に入れるプリントがあり、どうやって教えようかな。と思いましたが、その心配をよそに、自然と空白を埋めてびっくりしたことがありました。その時は、日本語のDNAってすごい。って何も根拠なく思って終わりましたが、このインタビュー記事を読んで、できるだけ絵本の読み聞かせを心がけてきた結果、ハッキリ読みではなかったかもしれませんが、それでも子どもの中で自然と助詞の使い分けが身についたのかな。と思いました。
本のタイトルを忘れてしまいましたが、バイリンガル教育に関する本にも、文字は読めても、その言葉の意味を知らなければ、内容を理解することができなくなるので、やさしい本をたくさん読んで、読む力をつけてあげましょう、と書いてありました。
それがひとり読みでなくて、親からの読み聞かせでも、十分通じるのでは。
日本語のひとり読みは、遠い夢ですが、本人が読んで欲しいと言うなら、年齢に関係なくこれからも読み続けようと思っています。
どうしても、日本語の本が手に入りにくい環境ではあるので、絵本ナビや、日本語の教科書(道徳の教科書が短く心温まるお話が多く、最近気に入っています。)を活用しながらぼちぼち続けていこうと思います。