親子で日本語奮闘中☆海外田舎子育てブログ

がんばらないけどあきらめないをモットーに続ける日本語家庭学習のキロクです!

3年前の私へ

今、日本語ブームが我が家にやってきました。こんなこと、3年前に想像できず、ちょっとびっくりしています。

 

『早く、日本に行きたい!』『日本語で話をしたい!』こんな台詞は夢のまた夢だと思っていました。

 

『日本語で話しかけないで。』『日本語やりたくない。』この言葉を連発していたうちの子は何処に行ってしまったのでしょう。

 

一体なぜ???

 

コロナになり、日本へ行けない年が続き、恋しい気持ちが加速しているから。

オンラインレッスンを受けるようになり、日本語に自信がついてきた。

日本語でアニメを見るようになり、日本のサブカルチャーに目覚めた。

日本人であることに誇りを持てるようになった。(周りの友人からの反応が前向きになった。)

 

様々な理由が絡みあって、今に繋がったのだと思います。また、今後どのような心境の変化があるかは分かりませんが、素直に今の状況を私は喜んでいます。

 

うちの子の中で心境の変化があったことはもちろん、私の中でも心境の変化がありました。これまで、日本語を学ぶ環境がない。私が日本語を教えなければ。と奮闘しておりましたが、オンラインレッスンに出会い、良い先生に恵まれ、私の中の呪縛が消え、良い意味で日本語学習から解放されました。日本語の勉強は先生と。私はサポートに徹するのみ。というスタンスになってから、良い距離感で親子の時間を楽しめるようになりました。宿題やったの?音読聞くけど。などの声掛けはしますが、隣に座って一緒に宿題をすることもありません。(年齢的なこともあると思いますが)

 

日本語教室に通わず私の采配で進めてきた日本語の時間。ピリピリした雰囲気になることが嫌で、できるだけうちの子の負担にならないように、優しく、簡単な日本語の時間。(それでもお互いイライラ。嫌な空気が流れたことも数しれず。)その結果、大嫌いにはなりませんでしたが、日本語の力がどれだけついたか。。。

 

3年前の私。焦らないで。必ず機が熟すときがくるから。親が必死になればなるほど、子どもの気持ちが離れていくよ~。

 

さて、これから3年後の私は、今の私にどんな言葉をかけるのかな。