親子で日本語奮闘中☆海外田舎子育てブログ

がんばらないけどあきらめないをモットーに続ける日本語家庭学習のキロクです!

嫌がる宿題

学校が始まったけど、もちろん現地校からの宿題はゼロ。

なのに、日本語の宿題を嫌がる。すごく嫌がる。理由は簡単。面倒くさいから。

平日は学校ですごーく勉強をしていて疲れているから、日本語の宿題をする心の余裕がないらしい。でも、現地校からの宿題はゼロだし、疲れるくらい勉強。。。していると思えないけど。

 

だから、宿題は週末にすることにしました。週末に疲れるようなことしないからね。文句も出ないでしょう。と思いきや、やっぱり週末は週末でゆっくりしたいから。とか言ってくる。

 

本当にもう!

 

文句は言いながらでも週末に宿題をしました。これで、ゆっくり放課後の時間を過ごすはずだったのに、一番面倒だと思っている漢字の宿題を忘れていた!

それに気がついた私が今朝、「漢字の宿題、学校から帰ってきたらやるよ!」って言ったこの言葉にうちの子は過剰に反応して、すっごく機嫌が悪くなった。その態度を見ていたら私もムカムカしてきた。宿題やらなかったあなたが悪いんでしょ!

本当に、ここまで「もう、そんなに嫌なら日本語辞める?」って出そうになったけど、ぐっと我慢して飲み込んだ。「授業料払うのがもったいない!」これは、口から出てしまった。

 

すごくすごく険悪なムードのまま、学校へ。

 

その後、自分が子供だった時のことを考えた。私は、進んで勉強をするような子供ではなかった。いつも褒められてばかりのいい子ちゃんでもなかった。お手伝いも渋々していた。そして、特にピアノの練習が大嫌いだった。公文の宿題プリントが面倒だった。なのに何年もレッスンに通っていた。特に音楽に関わる仕事にも趣味にも付いていない。もちろん、数学博士にもなっていないし、計算がすごく得意でもない。

うちの子と私は何ら変わりがないではないか。なのに、どうしてうちの子にがっかりしたり、大きく期待をしてしまうのだろう。

自分のことを大きく棚に上げすぎている!

 

いつもは、家の中で帰りを待っているのだけど、今日はスクールバスの乗り場近くまで行ってみた。まだ、怒っているかも。と少し心配したけれど、バスから降りてくると笑顔で駆け寄ってきてくれた。

「僕、学校でお母さんのこと心配で、家に帰ったらお母さんいないかも。って思ってた。」

「エッ?家出すると思った?」

「うん。だって、元気なかったから。。。」

私の怒りは元気がないように映っていたらしい。

心配かけてごめん。ささいなことで怒ってごめん。

子育てって親が子供を育ててるつもりで、子供から親が育ててもらってるって聞いたことがあるけど、本当にその通り。私も、まだまだこれから成長させてもらいますね。