親子で日本語奮闘中☆海外田舎子育てブログ

がんばらないけどあきらめないをモットーに続ける日本語家庭学習のキロクです!

今日の漢字『喜・辞』

頂いた公文式の漢字・ことばカード。数日経っていても、覚えているかどうか。。。

30文字中、18文字が漢字で残りはひらがなとカタカナ。ひらがなとカタカナは、読めるよね。。。若干不安でしたが、ひらがなとカタカナは全部読めました!

消防車大根そしての3文字が1回で読めませんでした。飛行機、卵、御飯は意外と簡単にクリアー。自転車自動車を勘違いして読みましたが、途中で気づきセーフ。

大根の根と消防車の消えるは、3年生。防ぐは5年生の漢字で、猿は中学生で習う漢字なので、やっぱり高学年の漢字は、難しいのかな。と思いましたが、豚や御飯の御は、中学で習う漢字で、卵は、6年生の漢字でした。

後からそれを言うと、4年生以上の漢字を読めたことが、嬉しかったようで、上機嫌!そう言えば、子どものやる気を高めるために、少し頑張れば手が届くくらいのレベルに目標を設定させて、チャレンジさせるやり方を思い出しました。

 

続いて、4年生の漢字。

前回、500円ボーナスをもらい意欲満々!

喜ぶも辞めるもスムーズに頭に入った様子。ちょっと苦手な漢字15文字のカードも半分はヒントなしで読めました。最後の最後まで読みが出てこないカードがなかったことに、嬉しい驚き。ボーナスの効果か実力なのか。。。母は、実力と信じているよ!

夏休みの過ごし方と体験入学

また、今年も長い長い夏休みがやってきます。

宿題なし。車なし。さて、どうしたものか。。。

 

デイキャンプ1週間と、テントを張る方のキャンプくらいしかまだ予定が決まっていません。昨日、学校からTD Summer Reading Clubのお知らせを持って帰ってきました。読書ではなく、robotic blocksで遊ぶプログラムに興味があるみたいです。

家では、本を読むことが多く、図書館で本を借りることが多いのですが、図書館に行くと、読むよりもゲームの方が気になります。私も、涼しい図書館で雑誌や本を読むことには大賛成なのですが、図書館まで歩いて徒歩1時間(往復)車はありませんが、自転車はあるので、自転車で図書館に行くことを考え中。

4年生の男の子なので、体も動かした方が良いとは思いますが、母とビーチに行って、楽しめるかは疑問です。

 

夏休みを利用して、日本の学校で体験入学!一瞬、頭によぎりましたが、わざわざ暑い暑い日本に行く気にはなりません。カナダの暑さにもうんざりすることがあるのに!

今まで3回、マーチブレイクを利用して体験入学を経験しましたが、2年生の時に、自分の漢字能力の現実を知り、3年生の体験入学も、先生に漢字コンプレックスがあることを伝えての体験となりました。学期末の参加で、勉強らしい勉強もほとんどなく、祝日や卒業式もあったりで、4日くらいの体験入学なのですが、本人はこの体験入学をとても嫌がっています。今から、もう体験入学はしない。と宣言されています。

体験入学の目的は、同じ年の子供達と交流する中で、日本に興味を持ってくれたらいいな。ということと、私が体験した日本の学校の経験を共有したい気持ちもあります。もちろん、日本語が上達してくれたら。せめて、日本語に興味を持ってくれたら。という親のエゴもあります。

1年生の時は、すぐに仲の良いお友達ができて、放課後は公園で一緒に遊んで楽しかったようです。2年生の時も、放課後に遊びを約束するお友達ができたのですが、1年生の時ほど楽しくなかったようで、3年生の時は、天候も悪く、放課後に遊ぶことができませんでした。特に言葉のハンデがあるようには思いませんでしたが、本人の中では、感じていたかもしれません。それでも、一時帰国後は、日本のテレビを見たり、しばらくは口から日本語が出てくることが多く、短期間でも日本に滞在することの効果を感じることができますが、しばらくすると、テレビも言葉も遠ざかってしまいます。当然と言えば当然です。私だって、フランス旅行から戻ってきたら、しばらくはフランス語会話なんかに熱心だったのに、時間が経てば、その熱はすぐに冷めてしまいますからね。

夏休みの体験入学は、春に比べると長く体験できるし、1学期の終わりで、子供達もようやく新しいクラスに慣れたかな。という時期なので、春の出来上がったクラスに入るよりは、子どもの負担も少なかったかもしれません。それに、少しでも長い時間一緒に遊んだ方が、一時的とは言え良い友達関係に発展できて、次に繋げることができたかも。もちろん、カナダの学校の友達との関係は出来上がっているので、数日で日本の友達と同じような関係を作ることは難しいことは、私も本人もわかっています。子どもの立場を考えると、知らない学校に数日でも通うことは、相当勇気のいることで、年令も上がってくると、色々と感じることも多く、そこで嫌な思い出が残れば、何のための体験入学なのか。本末転倒です。

まずは、すぐそこまで来ている夏休みの過ごし方について、考えることにして、体験入学は、夏が終わってから悩むことにします。

 

 

 

 

 

 

漢字・ことばカード

公文式の漢字・ことばカードを頂きました。

0歳から使えるカードで片面は文字(ひらがな、カタカナ、漢字)片面は漢字です。

乗り物、生き物、食べ物各10文字ずつの合計30文字。2回読んだら、覚えてしまいました。順番を変えたり、単発でカードを見せると読めるかどうか。

今までの経験で、簡単な言葉でも、繰り返さないと忘れてしまうことは、承知済み。

長〜い夏休みは、すぐそこなので、このカードを使って短い文を作ったりして遊びたいと思います。

カードが入っている箱に説明があるように、文字の導入に使うには良いカードだと思いました。身近な言葉を集めているので、小さなお子さんでも興味が持てると思います。公文式では、ひらがなよりも漢字の方が子どもたちが覚えやすいということで、文字は、漢字から入ることを、勧めているようです。

私たちが頂いたカードは古い型のようで、今は全て漢字になっているカードを販売されています。文字への興味を高める。ことばの発達を促す。読書好きな子どもに育てます。というキャッチコピーは同じです。公文式というだけで、効果を期待してしまうのは、私だけでしょうか(笑) 

 

 

カードといえば、1年生の漢字カードも市販のものを使っていました。幻冬舎エデュケーションの脳育カードです。これも、私たちが使っていたカードは廃盤になってしまいまいました。幻冬舎エデュケーションの名前も幻冬舎eduに変わっており、現在は類似の商品も見当たりませんでしたが、漢字の部首を使ったカードを発見!小学校で習う漢字からメジャーな文字を選んでいるようで、楽しく漢字に親しめそうです。すぐには手に入らないので、ちょっと試作品を作ってみて、夏休みに遊んでみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の漢字『各・周』

今日の漢字で40文字目。2年生の漢字の復習をなしにして、4年生の漢字スペシャルデイにしました。

 

まず、40文字目ということで、漢字チャレンジ!成功すればボーナスが出ます!いつもは、50円のボーナスですが、今日は金魚鉢のご褒美作戦の効果を狙って、あみだくじを作りました。7本のあみだくじの中に1本だけ500円のボーナスがあります。事前に子どもには、50円と500円のボーナスがあることを伝えていたので、くじを引く前から大興奮!この時点でドーパミンがたくさん出ていました!

 

※退屈な作業(漢字の練習)に、ご褒美がもらえる設定にすることで、作業(漢字の練習)を楽しくできることができます。

アルコール依存症克服に利用した金魚鉢のご褒美作戦(ご褒美の金額が書いてある紙切れを選びます。金額はほとんどが1ドルもしくは励ましのメッセージ。たった1枚だけが100ドルの当たりくじが入っています。)この思いがけないご褒美の効果は高く、金魚鉢のご褒美があるグループの83%が12週間の治療を最後まで受けることができました。それに対し、ご褒美のないグループでは、20%しか最後まで治療を受けることができませんでした。これは、ある程度の利率がつく貯金よりも大金が手に入るかも。と思って宝くじを買ってしまう仕組みと同じです。

他にも為になることがたくさん書いてある本です。

 

作戦効果か実力か。。。とにかく、なかなかの好成績をおさめた漢字チャレンジになりました。40文字中14文字は、ノーヒントでカードに書いてある漢字を読めました。残りの漢字は、私が一度声に出して読みながら、カードを机に広げます。机の上には26文字のカードが並んでいました。13文字は、自分からカードを読みながら取ることができました。残りの14文字をもう一度私が読みました。7枚のカードの読みを思い出しましたが、机の上にはまだ7枚のカードが残っています。

い!各自の。爬虫類の。民話の。気候の。大臣の。欠席の

最後まで、思い出せなかったのは、欠席の欠。それでも、14文字はノーヒントで、13文字は1度読んだだけで、カードが取れたのだから、すごい!すごい!と自然に褒め言葉が口から出てきました。

 

そして、運命のあみだくじ。50円と出るか500円の大ボーナスになるか。。。

 

なんと!500円が出ました!!!

 

次の漢字チャレンジでは、もう少し50円のくじを増やすつもりです(笑)

 

この調子で頑張れ〜!

 

 

バイリンガル作文力

日本では、夏休みの宿題で読書感想文が定番ですが、こちらで読書感想文の宿題は、まだ見たことがありません。学校から自分のレベルに合った本を持って帰ってきて読むBook in a Bag Home Reading Programという宿題はありますが、読み終わったあと、面白かった。難しかった。簡単。好き。好きじゃない。の一言を書き込むだけです。

そんなことから、ふっと日本語で読んだ本の感想文を夏休みに書いて見たらどうかな。と思い、書く力について調べてみました。

 

すると、とても興味深い報告書を見つけました。

トロントにある日本語補習校の生徒さんの日英作文力についての実態です。

 

バイリンガル作文力とは

バイリンガル作文力と家庭のあり方

海外で高度なバイリンガル書き言葉をどう育てるか

 

自分の子どもの状況と合わせ読み、今の我が子の日本語力に合点がいきました。

 

まず、聞く力。つぎに会話力。そして読む力が上達し、一番長く時間がかかるのが、書く力です。これは、早期イマージョンに通っている子どものケースでも同じことが書いてありました。聞く力と読む力は母語話者レベルもしくはそれ以上になることもありますが、話す力と書く力は、母語話者レベルもしくはそれに近付くと言われています。

書く力が、簡単には身につかないことは、私の英語力に当てはめて、その通りだと実感。ローマは1日にして成らず。。。

 

報告書によると、書く力をつけるためには、日本語でも英語でも書く頻度が高いと、日英どちらの書く力も強化されるそうです。

8歳から11歳未満の子どもの場合、日本語と英語の二言語が互助的あるいは相互依存的関係が強まる段階にあたります。日本語、英語どちらでも書く習慣をつけることで、バイリンガル作文力にはプラスに働きます。また、この二つの言葉が足を引っ張り合うのではなく、共に強め合いながら育つ状況が見られるそうです。

どちらの言葉も大事!という親の姿勢はとても重要で、読み書きのできるバイリンガル育成には欠かせない。とのこと。

また、漢字力には、親が子どもに英語を使ったり、子どもが親に英語を使うことはマイナス要因となるそうで、日本語環境を長期に渡って作り出すことが必要。と書いてありました。

 

分かってはいるけれど、マイナス要因になることをやっていたり、親の負担になりそうなことを避けている自分に喝!親の姿勢が大切なんだと改めて痛感させられた報告書でした。

 

そこで、日英の二つの言葉が持ちつ持たれつの関係を利用して、日本語にこだわらず、英語で書く習慣をつけてあげたいと思い、日記を始めようと思います。

 

1年生の頃に、短い交換日記をしたことがありました。日本語で私が書いた文を読んで、丸をつける。日本語の質問に答える。日記というよりも、手紙みたいなやりとりでしたが、読むこと、返事を日本語で書くことが億劫になり、長く続きませんでした。

 

長い夏休みがもうすぐ始まるので、夏休みの2ヶ月間、この交換日記スタイルを再開しようと思います。私は日本語で書いて、子どもが英語で書いても良いし、子どもの英語で書いた文に私が日本語でコメントする。日英混ぜてみるのは、私たちには、良いアイディアかもしれません。どうなるか。。。少し楽しみです。

 

 

 

 

少年アシベGO!GO!ゴマちゃん

クラブ活動のため、ランチを食べる時間がなかったとかで、おやつではなく、しっかりご飯を食べました。こんな日は、漢字ドリルを嫌がるだろう。。。と思っていたら、意外なことに、椅子に座り、うんこかん字ドリルをやり始めました。汽と船の2文字。

例文の大きすぎを、大すきと読んでしまいました。ちょっと似てるけど。。。

大きいは読めても、大きすぎだと、一気に難しくなるのかな。「小さすぎの反対!」このヒントで大きすぎ。だと読めました。食べすぎ。飲みすぎ。太りすぎ。。。

〜しすぎ。の例文を二人で言い合い。〜しすぎの意味はよく分かっていました。

 

次の例文では、乗ったとたん。。。という言葉。「とたんって分かる?」「分かる分かる!」と言って、絵を描き始めます。

乗ったとたんっていうのは、乗ってすぐ。ってこと。食べたとたん。飲んだとたん。歩いたとたん。。。どうも、とたんの意味は分かってる。じゃあ、この絵は何?

答えは、ゴマちゃんで、アシベくんのお父さんが、トタン板のことを話していたらしく、絵の正体は、トタン板とのこと。

日本でゴマちゃんを見てから、ずっと、キューキュー言ってる我が息子。

(余談ですが、同じクラスの友達にゴマちゃんの鳴き声を真似してもらったところ、微妙に発音が違う。と言って学校から帰ってきました。キューの音に、英語にはない日本語だけの音が隠れて言うのでしょうか。。。)

 

日本語に興味を持って欲しいと思い、カナダに帰ってからも映像を見せていましたが、キューキューばっかり!って思っていました。今日のトタン板可能性が高いは、ゴマちゃんからの影響らしく、ちょっとゴマちゃんを見直しました(笑)

 

少年アシベGO!GO!ゴマちゃん

 

本を読む

おしりたんていブームが落ち着き、最近はかぎばあさんシリーズを読んでいます。

 

おしりたんていとは、違う文体と言葉の言い回しが多く、補足しながら読んでいます。「魔法クラブ」の中で、テレパシーを送ったり、透視する場面があり、とても気に入っています。親子でテレパシーで数字を送ったり、トランプの色を透視する遊びが私たちの中で流行中。

昨夜も、数字ではなく漢字をテレパシーで送るから、当ててみて。と言いました。自分の知っている簡単な漢字ばかりを言うので、「違う違う!4年生の漢字よ!」すると、「願う?」「老人?」「例えば?」と覚えている4年生の漢字が口から出てきます。

「省く?」「正解!!!」

思わずほくそ笑んでしまいました(笑)

 

時間がある時、絵本ナビを利用して本を読みますが、さすがに4年生にもなると絵本よりも児童書の方が良くなってきました。(ほとんどの場合、私が読みます。短い絵本でも、自分で読むことは嫌がります。。。)

そうすると、全ページためしよみではなく、1章ためしよみになり、良いところで1章が終わってしまい、続きが読みたくてモヤモヤ。全部読めないと分かっているのに、同じ本の1章を何度もためしよみする息子。今度、日本に帰ったら続きを読んで、このモヤモヤを解消するぞ!