親子で日本語奮闘中☆海外田舎子育てブログ

がんばらないけどあきらめないをモットーに続ける日本語家庭学習のキロクです!

漢字の読める力と暗記力

夏休みも残り半分になりました。張り切って色々計画したものの、日本語に関して少しイヤイヤ期に入りました。

 

読めた漢字カードの枚数からゲームの時間を決める。という方法を気に入っていましたが、最近はもうゲームに飽きたのか。漢字の壁をまた感じ始めたのか。やりたくない。ってすぐに口に出してきます。こちらも少し粘ってみますが、どうもダメだと思った時は、あっさり承諾するようにしています。

(夕食を作り始めようとすると、やっぱりゲームがしたくなり、漢字やりたい。。。とか言ってくることもありますが、こちらが忙しく、子どもの都合に合わせてられないこともあり、そういう気まぐれはいつも却下。)

 

3年生の漢字は90文字に入ったあたりから、やりたくない。を繰り返すようになり、1週間もサボっています。4年生の漢字の方が自信があるので、ややこちらの方が積極的。テッパンの1軍14枚は完璧に読めるようになり、2軍30枚から自信のあるカードを昇格させようと思います。頭になかなか入らない3軍24枚は、一度にすると読めない漢字の方が多くなり、できない自分が嫌になることを防ぐため、24枚を半分にして、2回に分けて練習するようにしました。

そうすると、12枚だけなので、ほとんどが読める(暗記できる!)ので本人の自信につながり、またやってもいいな。と次につなげることができるようになりました。

私が読んだ漢字の読みを暗記しているのが今の状態で、この一瞬の暗記を繰り返すことによって、やがては本当に読める力に変わる。と信じています。

 

それを確かめたくて、テッパンの1軍14枚の漢字をメモ用紙に書いて見せてみました。夫をいきなり失敗の失!と読み、母はいきなり顔面パンチを食らった気分に。

クラクラしながら位を書くと、仲と読み、私の目の前をキラキラ星が(笑)一体どうなってるの?!この漢字、絶対に読めると思ってたけど。。。

 

ローマは一日にしてならぬ。。。日本語は一日にしてならぬ。。。

 

 

親心

まるつけプリントと漢字カードを連動した3年生の漢字復習。

まるつけプリントの漢字が30文字に増えたことをきっかけに、少しやり方を変えてみました。

まるつけプリントをしたあと、漢字カードを見ながら、もう一度まるつけをすることにしました。最初は鉛筆でまるをしているので、2回目は赤ペンでまるをしました。

楽なので、気に入っています。

 

途中、どうして日本語をするの?という質問攻めに。

 

日本のおじいちゃんやおばあちゃんとお話ししたり、お母さんも日本語でお話しできたら嬉しいな〜。

前はそれで納得していましたが、この頃は、会話だけなら漢字は覚えなくてもいいのでは?と思い始め、この理由では、やる気が起こりません。

この国で生きていくのに、日本語は話せなくて全く問題ないので、彼の質問はもっともです。日本で過ごした時間の記憶がだんだんと薄れてきて、日本からどんどん離れていく気持ちもわからないこともありませんが。。。

 

レモネードスタンドで、少しだけビジネスに目覚めたこともあり、英語だけより日本語もできたら、その分レモネードスタンドビジネスチャンスが2倍に増える。と説明してみました。とにかく、どうすればお金が増えるか!ってことに興味があるので、今回はこの説明で少し納得した様子。

 

言葉ができるできないで、人生の成功が決まるわけではありませんが、可能性の扉をできれば作ってあげたい親心。今、わかってもらうのは、難しいだろうな。。。

3年生の漢字再チャレンジからくる不安

3年生の漢字の再チャレンジも今日から90文字目に入ります。4年生と比べたらペースが早いのですが、3年生は一応やったことがある漢字ということで、この夏休み中に、思い出してくれることを目標に日々励んでいます。

90文字ということは、ほぼ半分の漢字。本人は、全然分からない。3年生の漢字は4年生よりも苦手。だと思い込んでいます。確かに、去年の1年間はなんだったのかな。と思うくらい覚えていないのが現実です。3年生どころか、2年生の漢字もすっかり忘れていますし、今日は紙に書いてしりとりをしましたが、ひらがなも見ないと書けない現状です。

そんな中、夫が、日本の学校に留学する案を出してきました。具体的な案ではなく、軽い気持ちで言ったようですが、これから、難しい年頃になっていくのに、日本に留学なんて話したら、絶対に嫌だと言われることは目に見えています。

確かに、日本の学校に1年通えば日本語能力は上がるとは思いますが、その前に学校についていける日本語の力がなければ、本人にとって日本での学校生活は楽しいものにならないのでは。。。本人から日本の学校に行きたい。というのならまた話は変わりますが、親からの提案で、本人にやる気がなければ、あまり意味があるとは思えません。

すでに、小学校の体験入学も嫌がっていて、ちょっとでも日本語に関することを褒めると、『でも、もう日本の学校には行かないから!』って強い口調で断言されているのに。

夏休みは時間があるので、嫌がる音読の練習も。と意気込んでいましたが、飴とムチの使い分けは、こちらの負担も多く、一度も音読なんてしていません。これが現状です。

 

こういう時、家庭学習の限界を感じてしまいます。日本語教室に通っていれば、嫌でもやらなければならないこともやってくるのでしょうが、家だとどうしても親には本気で反抗してきますし、私の場合、ちょっと甘いので、嫌がることを無理にまでしなくていいかな。って思ってしまいます。

 

とにかく、今できることをやるのみです。

 

今日の漢字『徒・歴』

今日は、ゲームがしたいので、4年生の漢字をやる宣言。3軍の漢字のみですが、1文字1分。21分ゲット!

私がカードを読みながら机に漢字カードを並べていきます。

なんとか16文字の漢字を読むことができました。16分は、本人の中では短いと思ったのでしょう。かなり粘ります。でも、粘って粘って5文字。半分以上は読めました。やる気、ちょっと戻ってきたかな。

 

 

 

 

 

 

3年生の漢字再チャレンジ ピンチ!

とうとう、漢字カードとゲームの連動も終わりを迎えたようです。

 

今日は、3年生の漢字復習日でした。

「3年生の漢字、やらないから!」

「そう。じゃあ、ゲームはやらないってこと?」

「うん。」

 

これが、結構固い決心のようで、途中で、ゲームがしたくなって、やっぱり3年生の漢字する〜って言ってくると思いきや、まるでそのそぶりはありません。

 

それでも、ちょっと強引にまるつけプリントだけすることに。欲張って2枚のプリントを用意。特に嫌がる様子はありません。漢字カードが嫌なんだろうな。

プリントのタイムが2枚とも2分を切って、どちらも博士レベル!?

次回からは新しい漢字に進むことにしますが、実は次回からは30文字に文字数アップ。中だるみなのか、本当に嫌で仕方ないのか。。。本当に嫌な場合、いきなり30文字になると、余計に嫌がるだろうな。。。まだ、半分も復習できていないのに。

 

3年生の漢字、再チャレンジでもつまづいてしまったようです。

今日の漢字『差・失』

今日も、なんだかやる気が出ません。やる気帰ってきて〜!

 

4年生の漢字は、傘を差すの。失敗の

の漢字を見て、先生のに似てる。と言い出しました。

「そうねえ。ちょっと似てるかも。でも、もっと似てる漢字があると思うよ。」

しばらく考えて、「分かった!天気の。」

よりちょっと似てるかも。。。

「もっと似てる漢字あると思うけど。。。」

「2年生の漢字で、武器の名前。」

ここでようやく、の漢字を思い出すことができました。

 

4年生の漢字も62文字目。62文字の漢字を3つのグループに分けて読みの練習をしています。

まず、99パーセント確実に読める1軍漢字。位の読みが出て来ないことがたまにありますが、自信を持って読めるテッパンの14文字。ゲームをする時間を稼ぐには、この14文字は外せません。

 

1軍目指して努力中の2軍22文字。4、5文字、どうしても出てこないことがありますが、ゲームの時間を稼ぐには、十分の文字数です。

 

そして一番枚数の多い、3軍漢字。ゲームの時間が関わってくると、読める枚数はアップしますが、目の前に人参がない時は、半分以上読めないことも。。。浮き沈みの激しい3軍ですが、26文字在籍中です。

 

昨日に引き続き、DVD鑑賞。漢字の出来、不出来には関係はありません。

これが、やる気の出ない原因なのかしら。。。

 

グレッグのダメ日記の映画鑑賞中は、笑い声が絶えません!DVD、本、オーディオブックと、とにかくグレッグ漬けの毎日です。

 

グレッグの親友のロウリーですが、英語の発音だと、ロよりもラに発音が近いようで、ためし読みの時に、いつも発音チェックが入ります(苦笑)

 

 

 

 

やる気の出ない月曜日

月曜日というだけで、なんだかやる気が出ない私たち。

3年生の漢字だけすることにしました。なんでもかんでも、漢字カードに結びつけるものどうかと思い、どんな結果であっても、漢字の後はDVD鑑賞することに。

人参がないから?月曜日だから?いつも読める漢字なのに今日はなかなか読みが出てきません。

こんな日もあるよね。って心の中では分かっていますが、帳の漢字のヒントに、長の漢字の説明をするものの、全く心に届かず。

おーい!長って2年生の漢字なんですけど。(ひらがなも怪しいことがあるので、当然の結果といえば、当然ですが。)

このあたりで、私の頭の上のグレーの雲がモクモクと大きくなってきました。

最後に、まるつけプリントをしましたが、これが予想に反してタイムが上がりました。終わりよければ、全てよし!

ここで終われば良いのに、なぜか調子付いてしまい、わり算の復習をしました。

分かっているようで、分かっていない現実に、母の方が焦ってしまいます。本人のイライラもマックスになり、今日のところは終了。

そういや、私も子どもの頃、母に宿題を教えてもらった時に、100パーセント分かってなかったなあ。。。カエルの子はカエルだね〜。

 

グレッグのダメ日記。日本語のためし読みも気に入っています。ためし読みでも読み応えがあって、読み手の私は、疲れてしまいます。日本語の本読みの壁は、相当高くて厚いです。