第2章 巣立ち
ついに、私との日本語学習からオンライン日本語授業を受けることになりました。
最近は、オンラインで日本語授業の学校がありますが、うちの子が授業を受ける絶対条件がプライベートレッスン。
他の子供たちと一緒に日本語の授業を受けたことがなく、とにかく日本語に自信がないので、プライベートが良いとのこと。
確かに、実年齢(学年)と日本語力はイコールではなく、それも嫌だという理由。
パンデミックで家で過ごす時間が長く、とにかく時間を持て余しているように見えるので、
今がチャンスと思い、申し込みました。
無料体験を受ける前に、まずはレベルチェック。
電話で、子供の様子を伝えます。
日本語学校の経験なし。家で私と日本語を話すのみ。日本に年に1回の帰省。体験入学の経験一応あり。。。など簡単な日本語環境について話します。
お母さんから見て、子供の日本語レベルはどれくらいですか?
と聞かれ、、、
小学校低学年程度です。一応、ひらかな、カタカナ、1年生の漢字はできますが、2年生の漢字は分からないこともあります。
私は日本語で話しかけますが、複雑な会話になると英語で返事が返ってくることもありますが、基本的には日本語で話すように促しています。
話しながら、恥ずかしくなってきました。
もっと、日本語やればよかった。ところが、私の気持ちと裏腹に、アドバイザーの方は、
高学年になってもお母さんと日本語で話しているのは、素晴らしいですね。と褒めてくださいました。心の中でちょっとびっくり。でも、褒められると嬉しい(笑)
そして、翌日5分間程度のテストを受けました。
事前に音読するプリントが送られてきました。練習したい気持ちをぐっと抑え、本番に臨みます。よくできた音読プリントで簡単な漢字も入っています。
1年生の簡単な漢字ですが、読みが少しうちの子には難しい。一はいち。としか読めなかったので。。。読解力はまずまず。結果、2年生の教材から始めることに。
本人は、3年生くらいと思っていたようで、少しショック?3年生まで頑張るわ。とちょっとやる気の炎がメラメラ。
テスト中、本人も緊張していましたが、つまずいたり、読めなかったり、考え込んでいる様子を聞きながら、私の方がもっともっと緊張してしまいました。
そして、私は甘い先生だったな。手を差し伸ばしすぎたな。と小さく反省。
こういう、分からない。って経験をあまりさせてなかったな。。。わかるよね。わかってほしい。っていう私の願望から、甘やかせてしまっていたね。
さて、テストも終わり授業が始まります。
どうなる?どうする?
嫌だって言われたら。。。
不安を数えだすと、キリがありません!