親子で日本語奮闘中☆海外田舎子育てブログ

がんばらないけどあきらめないをモットーに続ける日本語家庭学習のキロクです!

音読を軽んじた結果

日本語で徹底すれば良かったことその2。

それは、音読。音読は大事っていうことは分かっていたけど、軽んじたことを深く反省。

だって、本人がすごく嫌がるから。。。低学年の頃までは、毎日はとても無理だけどたまに機嫌良いときなんかに、読むことがあった。でも、どんどんひらがなだけでは読めない文章が多くなっていき、漢字、カタカナの壁にぶつかるうちに音読から遠ざかってしまった。1年生の漢字は、訓読みでほぼ覚えていたけど、文章となって出てくると、簡単な漢数字の一がイチと読むときもあれば、ヒトつって読むときもある。これって、文章を自分で読まないと身につかない。母の音読を聞いているだけでは、漢字の読みには繋がらない。

 

そんなこんなで、数年音読を放置した結果、読めなくなってしまいました。読めないって言うと大げさだけど、たどたどしくて、聞いていて苦しくなる。母が諦めた結果?!だと思うと余計に私の胸が痛む。

 

日本語レッスンを受けるようになり、音読は毎日の日課になり1年が過ぎました。スラスラではないけれど、最初のたどたどしさを比べたら、本当に上達した。音読を再開した時は、あーとかえーとか、すぐに言葉が出てこないから、言い澱みが多く時間稼ぎみたいなことが多かった。何度も水を飲んだりして落ち着かない。それが、最近ようやく言い澱みが少なくなってきた。漢字の読みも随分上達した。文章を理解した上できちんと読み分けられるようにもなった。

 

日本語学習全般に言えることだけど、絶対に止まってはダメ。止まるとせっかくついた日本語の力も止まる。下手すると後退する。昔、クラブ活動の顧問の先生が、練習を一日休んだら三日遅れる!って言ってた言葉を思い出した。子供の日本語学習、まさにソレ!

 

音読の効果は本当に絶大。

語彙が増え、色々な漢字の読みを学べる。これは大きい。ローマは一日にしてならず。継続は力なり。これが私たち親子の合言葉&人生教訓。