親子で日本語奮闘中☆海外田舎子育てブログ

がんばらないけどあきらめないをモットーに続ける日本語家庭学習のキロクです!

大江千里

オンラインで、本を探していたら大江千里さんの『9番目の音を探して』と言うタイトルが目に入りました。

『47歳からのニューヨークジャズ留学』すごく気になるタイトルです。内容紹介を読んで、すぐに読みたくなりましたが、そうすることもできず、書評を読んだり、インタビュー記事を読んだりしていたら、ポッドキャストでゲスト出演する大江千里さんの声が週末に聞けて、これは絶対にこの本を読め!ってことだなあ。って勝手に一人で盛り上がっています。

 

大江さんのことは、高校生の時の友達がファンで、その子を通じて知っていたぐらい。ヒット曲は知っているけど、自分でCDも買うまでではなかったな。。。

 

今までのキャリアを捨ててはないけれど、ニューヨークで一から始めるっていうことに、すごく共感を持ちました。私は、何も始めていないし、本も読んでいないけど、若い人たちに囲まれ、日本にいる時とは全く違うポジションの中で過ごした10年間にとても興味を持ちます。インタビュー記事や、ラジオを聴いて印象的だったのは、自分で選んで決めたことだから、リスタートは恐くなかった。ってこと。

自分で決めた。選んだ。これって本当に大事。他人に言われてじゃなく、自分で決めたことは、やっぱりちょっとくらい辛くても頑張ろうって思えるから。

 

じゃあ、私は何にチャレンジする?今からでもやりたいことってなに?

 

 

 

 

 

今日の漢字『牧・特』

今日も、4年生の漢字ドリルの例文を読みました。

本人にとっては、全く聞いたことのない言葉ばっかり。スムーズに読むこともできず、フラストレーションが超マックス状態に。

なだめすかし、褒めて。。。なんとか2文字の例文を読み終えましたが、次の2年生の漢字復習の時に、イライラが爆発。見るが出てこなくて、鉛筆で見るを黒く塗りつぶし始めました。

あ〜これは、ダメだわ。と思い強制終了。こんなイライラした気持ちでやっても何にもならないし、こっちまでそのイライラが伝わってきて、嫌な気分になってしまいました。私が、教えるのももう限界かな。そう思い、前から興味のあったオンライン学習のサンプルレッスンに登録。日本の教科書に沿ったやり方ではない、ゲーム感覚でしかも学年の枠を超えられる。とのこと。1ヶ月間は無料だし、気に入らない時は、また違う方法を考えよう。そんな簡単な気持ちで登録したのですが、これに子供が急に怒り出しました。

勝手にオンライン学習に登録したことに腹を立てているとのことで、かなり怒っています。暴言を吐き、自分の部屋に閉じこもってしまいました。。。

 

そんなに、怒るようなコトなの?なんだかあまりの相手の怒りの大きさにこっちの方が圧倒されて、返って冷静になってしまいます。

 

反抗期の入り口にありがちなコトなの?でも、かなりの暴言を吐かれこっちもいい気は全くしません。日本語がきっかけで、本当は学校で何かあったのでは?と違うことを心配しているところに、夫が帰宅。

やはり怒りの理由はオンライン学習登録らしい。。。

 

そんなに、日本語が嫌だったとは。ちょっとビックリ。そしてショック。

6年生までは、と私なりのゴールを決めていましたが、そんなに嫌がることを無理にさせても力にはならないだろうし、4年生半ばにて諦めるべきなのかな。

でも、ここで諦めたらきっと我が子はもう日本語に取り組むことはないだろうな。。。

私は、一体何を期待していたのかな。

 

なんとなく、ネットで反抗期について検索していると、心に刺さる幾つかの記事に出会いました。反抗期って子供の問題だって思っていたけど、実はこれは私(親)の問題。子供への期待を諦める。子育てを諦めるのではなく、期待をすることをやめる。もし、それができないのなら、今の状況はずっと続く。

 

自分のこと考える良いきっかけだと思うことにして、しばらく子供のことは置いておきます。確かに、私は口やかましく、宿題は?ピアノは?漢字は?と言ってますが、こういうことから、言うことを辞めてみようと思います。案外、私が何も言わない方が自分からやるかもしれませんしね。

 

なんか、ちょっとスッキリした気持ちになって、子供の部屋をのぞいてみると、目が合い、子供の方から私にハグをしてきました。今までにない強い強いハグでした。しばらくハグをしていたら、なんだか目頭が熱くなって、なみだが流れてきました。

今日の出来事を、後から振り返ったら、覚えてるか覚えていないかの小さな出来事になっているかもしれません。怒りの思い出になることはないでしょう。

 

子育てに正解がないように、バイリンガルにも正解がありません。正解はないけれど、うまくいっていないのであれば、それは正解ではないのです。うまくいくように道を少し修正する。トライ&エラーの繰り返しです。

 

 

クラブ活動

こちらの学校では、クラブ活動が小3から始まります。

同じクラブで1年間活動するのではなく、季節ごとにクラブ活動が変わります。

新学期が始まってすぐにサッカークラブに入部するつもりでしたが、思っていた以上に希望者が多く、トライアルの結果、残念ながら入部できませんでした。

すぐにクロスカントリークラブのトライアル。入部決定!

休憩時間に2キロ走る練習をすること数回。

今月初めに大会に参加することになりました。参加申込書によると、当日は各自会場に集合。走りやすい服装と靴。ランチとスナック持参とのこと。

プログラムを見ると、9時半集合で息子のレースは11時から。レース終了後は、学校に戻っても、自宅に帰っても、親の判断で決めて下さい。とのこと。

小3から中1までの5学年。同じ地域の10校の学校の生徒が参加します。約60名の生徒が一斉に走り、上位10名の子供は表彰してもらえます。

 

会場に着くと、各学校ごとのテントに集合。テントは、学校のスクールカラーであったり、スクールマスコットがプリントされているので、すぐに見つかります。マスコットは、地域性なのでしょうか。狼、熊、鷹、虎、ブルドック。。。なんだかとっても勇ましい。

 

ノリノリのBGMが流れる中、サッカーをしたりダンスをしたり、自由に自分の出番を待っています。会場の雰囲気は少し日本の運動会を思わせる感じですが、この自由な雰囲気は日本とはちょっと違うかな。

 

競技前、顧問の先生がみんなに声をかけてくれました。自分の力を信じて、走ることを楽しんで!

 

その言葉通り、我が子は楽しんで走りきりました。先生も、初めてのレースなので、楽しめてよかったね!と声をかけてくれました。

 

レース後は、来年に向けて今日から練習する!と意気込んでいましたが、数週間たった今、練習する様子はまるで見られません(笑)それよりも、次はどのクラブに入ろうかな。とそちらの方に興味が移ってしまっています。学年制限のあるクラブもありますが、運動系のクラブは、バスケット、バレーボール、器械体操、陸上、テニス、スキークラブがあります。文化系は、アートクラブとブラスバンドがあります。その他、お手伝い系のランチモニター、安全見守り隊、環境保護クラブなどもあり、たくさんのクラブ活動に頑張った子供は、学年末に表彰されるとかで、今年は、できるだけたくさんのクラブに入ると張り切っています。

 

途中で、クラブを辞めても良かったり、顧問の先生さえ見つかれば、新しいクラブを作っても良いとのこと。

 

私だったら、どんなクラブに入るかな。なんて、ちょっと想像して楽しんでいます。

 

 

 

 

 

 

今日の漢字『費・賞』

今日も、4年生の漢字は、ドリルの例文を読むことにしました。

費用、出費、浪費。賞、賞状、賞品。こちらとしては、意味の説明もしたいのですが、とにかく早く日本語の時間を終わらせたいので、聞く耳持ってもらえません。。。

新しい漢字の意味はもちろん、例文に出てくる言葉の中にも、「これ、知ってる?」っていうのがあります。

市の環境標語コンクール。表彰式で市長さんから。。。なんて早口言葉みたいで、1回で読めません!

 

そして、2年生の漢字の復習も残りわずかになりました。

こちらの例文の読みは、4年生の例文より読みやすい!うんこドリルだからかな。

 

4年生の後期分の教科書2冊が手元に届きました。

国語と算数。スキを見て、一緒に教科書を読もうと誘いますが、全く受け付けてくれません。子供には興味がないかも知れませんが、大人の私が読むと、教科書って本当によくできています。懐かしい『ごんぎつね』今でも教科書で使われているのですね。私の記憶では、低学年の頃に習ったように思っていましたが、4年生で習っていたのですね。こういう質の良い名作を一緒に読みたいのですが、全く興味のない様子。

こちらの教科書を見たことがないので、比べられませんが、日本の教科書ってよくできていると思います。しかも、無料とは!本当に有り難い。大事に使います!

 

 

 

 

ワンダー君は太陽

週末に、前から観たいと思っていた『ワンダー』を観ました。実話かなって思っていたのですが、前日の予習で、実話ではないことが判明。

スムーズに映画が見られるように下調べをしました。ティッシュボックスを隣に置いてみた方がいいのかな。なんかすごく感動、涙涙の映画だと想像して観ました。

実際に、私は泣くことはなく最後まで観ることができました。何度かウルっとくる場面もありましたが、それよりも英語のセリフを聞き逃さないことに必死で、ウルっとくることができなかったのかも(笑)

字幕を選択すればよかったのですが、隣で子どもも観ているし、分からないことは、子どもに聞けばいいかな。って思っていました。これは間違った選択で、何度聞いても、子どもも分からない。と言われてしまい、途中で私も諦めてしまいました。

(むしろ、猫が病院に行くシーンに子どもの方が疑問を持って、私が事情を説明する始末。これは子どもの英語力の問題ではなく、想像力の問題なのかしら。)

話の大筋は分かるし、主人公のオージーだけでなく、周りの友達や姉の抱える問題に焦点を当てることで、話が何倍にも膨らみ面白かったのですが、微妙な台詞回しがあったのか、途中で何度か?マークが頭の中に浮かびます。

終わってから、今度は復習。ワンダーについての本の書評や映画のコメントを読みましたが、全てネタバレになってはいけない。との配慮があり、肝心の私が知りたいことが知れない有様。。。

 

日本語で読むか観るかができれば一番なのですが、それはちょっとすぐには無理なので、英語の原作を読もうと思っています。ああ〜情けない私の英語力。

 

 

今日の漢字『貯・貨』

漢字(日本語)やりたくない病再発!

でも、これだけは反抗期入り口だろうが、なんだろうが小6までやります!と断言。

日本語の時間は無駄!と言われ、心にナイフを突きつけられた感じ。でもここは冷静に『だって、お母さん日本語で話すのが一番気持ちが伝えられるから。日本語一緒に頑張ろう。』

これにはさすがの反抗期入り口の息子も口答えせず。

 

とにかく、今日は簡単に短い時間で。と考えたらしく、本人から今日の漢字の例文を読む。と言い出しました。もちろんいいよ〜!

 

でも、思ってたより簡単ではなく、ちょっと苦戦してました。でも読みは本当にいつも嫌がるので、これをしばらく続けても良いのでは。いつもは、新しい漢字をカードに書いて、私が漢字の成り立ちや意味のウンチクを話してましたが、例文を読むことで、今まで聞いたことなかった言葉を知ることになるし、語彙が増えることは大歓迎!

 

どうやったら続けられるのか。本人が思っている本当の日本語の負担は何なのか?週末もくるので、様子を見てちょっと話をしてみるつもりです。私が決めたルールだとすぐに破ろうとしますが、本人が納得した上でのルールだと、それは簡単には破れないみたい。

 

我が家だけが反抗期ではなく、歯医者の受付の方と話した時にも、同じ年のお子さんの話になり、笑ってしまうくらい我が子と様子が同じなので、ちょっと安心!ちょっと前までは天使だったのにね。。。と言って笑って帰ってきました。

 

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10歳の壁?親子の溝

新学期が始まってから、今までと何かが違う。。。と思う度にこれって反抗期?

いやいや。。。反抗期はもうちょっと後の話では。予感はしていたけど、あえて目を背けていましたが。。。

 

日本語で書いてある名前シールを剥がしているところを見つけました。

「友達に見られたら嫌!」

図書館から予約していた本が届いた連絡がありましたが、確か今日は午前中で閉館。

「今日は夕方まで開いてる!前に行った時に開いてた!」

 

小さな反抗が積み重なり、なんかこっちも本気で付き合ってたらどんどん疲れてきました。とにかく、こっちが聞いたことに返事はしない。口答えが多い。お手伝いを頼んでも、後での一言。そのことを咎めると、倍になって言い返してくる始末。やっぱりこれは。。。

 

思春期の入り口の10歳頃から子供の変化が見られるのは普通みたいです。早い!!!

 

とにかく、子供の口答えに大きな反応を起こさず、ちょっと距離を取ると良いとのこと。自分のダメなところが客観的に見られるようになったことで、自分に劣等感を感じるのもこの年齢らしい。子供自身も解決力も分析力もないから、とにかくイライラ、不安が重なる時期とのこと。

 

子供がイライラしていると思ったら、反対に「お母さん、機嫌悪いね。」って言われた時は、同じセリフ返しますけど!

 

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