親子で日本語奮闘中☆海外田舎子育てブログ

がんばらないけどあきらめないをモットーに続ける日本語家庭学習のキロクです!

自分で決める!

とにかく興味やブームがすぐに変わります。

新しく学校で紹介されたゲームがやりたくて仕方ない様子。

『ピアノの練習を10分間するから、ゲーム20分やってもいい?』

もちろん、今日のゲームの時間は使っているので、何か親が納得する方法で交渉をはじめます。ゲームがやりたい気持ちをこちらも分かっているので、こういう時に普段なら絶対にノー!ということを条件に出してしまいます。ピアノも本当は弾きたいとは思っていないのですが、親が言う前に自分から練習をしたい。と言ってくるのはいつものパターン。

『ピアノ10分。日本語10分。ゲーム20分。』

 

タイマーをしっかりセットしてピアノを弾き始めました。ただ弾くだけで時間稼ぎをしている様子。前に練習をしたことのある比較的簡単な曲を選んでいます。そのくせ、ベートーベンの月光が弾きたい。と言ってくるので、まずは基本の指使いや音符を読む練習を少しやって、月光を2小節弾いたところで、10分終了!

次は、日本語。漢字と文章を読む練習のどちらをするか本人に選んでもらいました。文章を読みを選び、まずは私が読んでみました。ひらがなだけだったのと、比較的簡単な文章だったこともあり、本人も上手に読めたとちょっと嬉しそう。

文章を読んだ後に、その文章の読解力はどんなものかと質問してみましたが、それも十分に分かっている様子。本当はこういう読解力のプリントをもっとやるべきなんだろうけど、普段は嫌がるのでゲームと交換。という作戦を私もついつい使ってしまいます。

交換条件は悪くはないのかもしれませんが、交換条件にしないと相手が動かなくなってしまうとダメだなあ。と思い、交換条件を相手が飲まない時は、私はあっさり交渉をやめしまうことがよくあります。相手にノーを言っても良い。という選択をいつも持って欲しいと思っています。そして、自分で決めたからには、最後までやり遂げて欲しい。

小さい時から、自分で選ぶ。選んだことはやる。というスタンスを取ってきたつもりです。もちろん、うまくいかず途中で投げ出すこともありますが、ほとんどの場合、自分で選んだことはやることが多いと思います。子供なりに、自分で選んだ責任みたいなことを感じているのでしょうか。

あまり選択を多くするとそれはそれで、迷ってしまいうまく選べなくなりそうですが、2つくらいの選択がいつもあれば、色々な場面でまあなんとか世間を渡ってくれるようになってくれれば、嬉しいです。